今回は、ブロックのおもちゃとして有名なカプラとレゴについて、「どっちを買うのが合っているのだろう?」
とお悩みの方に向けて、共通点や違いを比較しながら解説していきます。
▼カプラ
▼レゴ
またカプラの類似品として、”からからつみき”と”無限積み木”も合わせてご紹介していますので、参考にしてくださいね!
カプラ、レゴの共通点は?
どっちが良いのかをよく比べられるだけあり、遊ぶことによる知育効果に共通点が多くなっています。
カプラ、レゴともに、どのようなものを作るかイメージして最後まで作り上げることによって、以下のような効果が期待できます。
・指先の細かい動きを鍛える
・集中力を養う
・創造力を養う
・忍耐力を養う
カプラ、レゴの違いを比較!
価格
レゴシリーズは5,000円前後で購入できる商品が多数ありますが、カプラの一番人気の商品”カプラ200”は1万円程度とレゴと比較して高価です。
シリーズの豊富さ
シリーズの豊富さはレゴが圧勝です。
レゴは、建物や乗り物、動物、キャラクターなどをテーマとした豊富なシリーズがあり、”デュプロ”という低年齢層でも遊べるシリーズもあります。
▼レゴシリーズの一例
▼レゴデュプロシリーズの一例
一方で、カプラは”カプラ100、カプラ200、カプラ280、カプラ1000”などのシリーズがありますが、
入っているブロックの数量が異なるくらいで、ほとんど違いはありません。
違いがあるのは、”オクトカラー”と呼ばれるカラフルなブロックが入っているシリーズくらいです。
作品の完成度
作品の完成度に影響すると考えられるのは、ブロックの色・形・サイズが挙げられます。
それぞれを比較すると以下のようになります。
■ブロックの色について
・レゴブロック
⇒ 多彩なカラーに加えてクリアなブロックもあります。
・カプラブロック
⇒ 基本的には白木一色です。
(上でも出てきた”オクトカラー”を購入すると、8つのカラーがあります。)
■ブロックの形について
・レゴブロック
⇒ 四角や丸、三角など色々な形のブロックがあり、テーマに合わせたタイヤなどの特殊ブロックも数多くあります。
・カプラブロック
⇒ 形は1種類のみです。
■ブロックのサイズについて
・レゴブロック
⇒ 基本ブロックである直方体のブロックは、長さ3cm程度です。
・カプラブロック
⇒ カプラブロックは長さ15cmと、レゴブロックと比較するとかなり大きいです。
以上をまとめて考えると、作品の細かい部分まで再現できるのは、
ブロックのサイズが小さく、色や形の種類が豊富なレゴブロックだと言えます。
作品を作る難易度
どちらも簡単な作品、難しい作品はあるので一概には言えないのですが、個人的にはカプラの方が難易度が高いように思います。
カプラは、ブロックを積み上げる時のバランスが崩れてしまうと、作品が一瞬にして台無しになってしまう可能性があるためです。
しかし、難易度が高くて失敗する回数が多いということは、逆に言えば学ぶ機会も多いということです。
また、作品を完成させるまでの粘り強さも鍛えられます。
学びを次に活かすことができれば、論理的な思考を育むことにもつながります。
作品の自由度、創造性
レゴブロックの場合、ブロックを接続できる方向がある程度決まっているのに対し、
カプラブロックは積む時のブロックの向きに制限がないので、自由度は高いと言えます。
また、レゴの場合は役割が決まっているブロックがあるのに対し、
カプラはブロックの形・大きさがすべて同じで役割が決まっていないので、些細な部分でも創造力を働かせることが多くなります。
遊びの幅
ここでお話しする遊びの幅とは、本来の”組み立てて遊ぶ”という遊び方以外の使い道があるか?ということを指します。
レゴの場合は、組み立てたもの(車など)をごっこ遊びに使う用途が考えられますが、カプラの場合はさらにたくさん遊び方があります。
例えば、ドミノ倒しに使ったりジェンガとして遊ぶことができます。
また、小さなお子様の場合は、高く積み上げたタワーを崩すだけでも爽快感を楽しめます!(※)
崩れるときの木琴のような音は、大人が聞いても心地よい響きです。
このようにたくさんの遊び方ができるのは、カプラが1種類のシンプルなブロックで構成されていることが理由です。
(※)カプラブロックは1つ12g程度と非常に軽いので、派手に崩しても怪我の心配なく遊べます。
【結論】カプラとレゴ、どっちが合いそう?
ここまでの説明をまとめると、以下のようになります。
■カプラがおすすめな人の特徴
・自由度の高いブロックで創造力を養ってほしい
・論理的な思考を養ってほしい
・遊びの幅が広いおもちゃが良い
■レゴがおすすめな人の特徴
・お手頃な価格で購入したい
・ラインナップの豊富なおもちゃが良い
・細かいところまで表現できるブロックが良い
どっちに当てはまるかを考えて、検討してみてくださいね!
それぞれのさらに詳しい特徴は、以下の記事を参考にしてください。
これより先は、カプラの類似品”からから積み木”、”無限積み木”のご紹介をしていきます。
カプラの類似品①:からからつみきとは?
カプラと同じような板状の1種類のブロックで構成されたおもちゃです。
からから積み木は、長さ2.7cm、5.4cm、10.8cmの3つの種類があります。
一番人気の長さ10.8cm(からから積み木108)とカプラのサイズを比較したのが以下で、カプラの方がサイズは大きいです。
カプラ:長さ15cm、幅3cm、厚さ1cm
からから積み木108:長さ10.8cm、幅2.7cm、厚さ0.9cm
次に、ピースの数と価格を比較していきます。
▼からからつみき108
ピース数 | 参考価格 |
---|---|
60 | 2,090円 |
120 | 3,740円 |
240 (一番人気!) | 6,600円 |
480 | 12,650円 |
▼カプラ
ピース数 | 参考価格 |
---|---|
200 (一番人気!) | 14,190円 |
280 (デザインブック付き) | 26,400円 |
価格的には、からから積み木の方がお手頃であることが分かります。
からから積み木の口コミを見ていても、”コスパの良さに惹かれてカプラの代わりに購入した”
という内容が多く、総合的には満足されている方が多いです。
しかしながら、ささくれのあるようなブロックが混じっていることもあるようで、品質的にはカプラの方が高そうです。
幼稚園でカプラを使っているため購入しました。カプラとどちらを買おうか悩みましたが、お値段に惹かれこちらを…。
確かに多少のささくれはありますが、柔らかいので刺さることはありません。使っているうちにこなれていくのを期待したいと思います。
お値段、品物ともに文句なし!
https://review.rakuten.co.jp/item/1/303868_10000002/d5l6-ia2yv-9w6_4_448696993/
海外製で広く知られているカプラとこちらの商品と悩みましたが、コスパの良さにひかれてこちらを購入。その結果、仕様とバランス共に何の問題もなく、子供達も大喜びで遊んでいます。
ただ一枚だけ割れていました。これだけ数があれば仕方ないのかなと思います。子供達はもっと大量に欲しいらしいので、追加購入も考えています!
https://review.rakuten.co.jp/item/1/303868_10000002/d5l6-iae92-9xp_4_315346391/
カプラの類似品②:無限積み木とは?
こちらも、カプラと同じような板状の1種類のブロックで構成されたおもちゃです。
カプラとの違いはブロックのサイズで、無限積み木の方が長さが短いです。
カプラ:長さ15cm、幅3cm、厚さ1cm
無限積み木:長さ9cm、幅3cm、厚さ1cm
入っているブロックの数は200ピースで、価格は1万円程度です。
これは、カプラの一番人気のシリーズ”カプラ200”(200ピース、約14,000円)よりもかなり安いです。
■最後に
以上、カプラとレゴはどっちがいい?といった内容や、カプラの類似品(からからつみき、無限積み木)もご紹介しました。
お子様が楽しく遊べるおもちゃ選びの参考になれば幸いです^^
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