クーピーと色鉛筆、クレヨンの違いは?パスティックとの違いも解説!

今回は、子供用の画材として人気が高いクーピー、色鉛筆、クレヨンの違いをご紹介していきます。

また、クーピーの類似品として知られる”パスティック”との違いについても解説していますので、参考にしてくださいね!

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クーピーと色鉛筆の違いは?どっちがおすすめ?

初めに言っておきますと、クーピーとは、色鉛筆とクレヨンの中間的な性質を持つ画材です。

まずは、クーピーと色鉛筆の違いを以下でご紹介します。

●クーピーは軸全体が芯になっている
クーピーと色鉛筆、形状は似ていますが、色鉛筆は木の棒の中央に細い芯が通っているのに対し、

クーピーは色鉛筆のような木の部分が無く、すべてが芯になっていることが特徴です。

”全芯色鉛筆”とも言われます。

出典:rakuten.co.jp


これにより生じる違いは、主に以下の3点です。

①.塗る時の効率の違い
クーピーは軸全体が芯になっていることから、色鉛筆よりも幅広い面に効率よく色を塗ることができます。

全体が芯ではありますが、握ってもクレヨンのようなべたつきはありません。


②.折れ方の違い
芯の部分が折れやすいのは色鉛筆です。

ただし、色鉛筆は芯の周りが木で覆われているので、よほどのことが無い限り、折れるのは芯の先端のみです。

対して、クーピーは折れにくいものの、力を入れ過ぎると先端ではなく持ち手付近でポッキリと折れてしまうことがあります。


③.削る必要性の有無
色鉛筆は先端を削らないと使用することができませんが、クーピーは削らずとも使用できます。

また、色鉛筆のように削って先端を細くして使用することも可能です。

クーピーを購入すると、色鉛筆と同じような鉛筆削りが付属してきます。


●発色の違い
クーピーは色鉛筆よりも芯が柔らかい性質があります。

これにより、色鉛筆よりも少ない筆圧で鮮やかな色を出すことができます。


●絵の繊細さの違い
クーピーの芯は色鉛筆よりも柔らかく、幅広い面に効率よく色を塗れますが、

その分、繊細さの面では色鉛筆に劣ります。

細部まで細かく色を塗りたい場合には、色鉛筆の方が良いでしょう。


●持ちやすさの違い
通常のクーピーは色鉛筆の形状に近く、持ちやすさにそれほど差は出ないと思います。

ただし、クーピーには小さいお子様向けの”はじめてのクーピーペンシル”という商品があります。

クレヨンのように持ち手が太いことが特徴で、小さいお子様でも握りやすく、折れにくいメリットがあります!

出典:rakuten.co.jp


【まとめ】クーピーと色鉛筆、どっちを選ぶ?
以上のことをふまえると、

描きやすさ、塗りやすさ、を求める場合はクーピーを、

繊細な絵を描く場合には色鉛筆を選ぶのが良いと思います!


小さいお子様向けであるのはクーピーだと言えます。

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クーピーとクレヨンの違いは?どっちがおすすめ?

クーピーとクレヨンの違いを以下にまとめます。

●べたつきや塗りカスの違い
クーピーは、クレヨンの大きな欠点であるべたつきや塗りカスが抑えられているのが特徴です。

クレヨンを握った時のべたべたする感じは、クーピーにはありません。


●クーピーは消しゴムで消せる
クーピーは、消しゴムで簡単に消せることも大きな特徴です。

出典:rakuten.co.jp


●濁りにくさの違い
クレヨンは、重ね塗りをすると色が濁って汚くなってしまいがちですが、

クーピーは色が濁りにくく、綺麗に塗り重ねができます。


●発色の違い
先ほど、「クーピーは色鉛筆よりも芯が柔らかい性質がある」とご説明しましたが、

クレヨンはクーピーよりもさらに芯が柔らかくなります。

そのため、クーピーよりも少ない筆圧で鮮やかな色を出せる・幅広い面に効率よく色を塗れる

などのメリットがあります。


●絵の繊細さの違い
クレヨンの芯はクーピーよりも柔らかく、幅広い面に効率よく色を塗れますが、

その分、繊細さの面ではクーピーに劣ります。

細かく色を塗りたい場合には、クーピーの方が良いでしょう。


【まとめ】クーピーとクレヨン、どっちを選ぶ?
まとめとしては、色鉛筆とクーピーの関係とほぼ同じです。

描きやすさ、塗りやすさ、を求める場合はクレヨンを、

繊細な絵を描く場合にはクーピーを選ぶのが良いと思います。


小さいお子様向けであるのはクレヨンだと言えます。

クレヨンは「べたつきそう、汚れそう、口に入れたら危なそう」

などの理由で敬遠される方も多いかもしれませんが、

手が汚れないものや、舐めても安全なものなど、欠点を補った商品も多数販売されています!

★クレヨン関連の記事
>> 舐めても安心なクレヨン
>> 手が汚れないクレヨン
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【まとめ】クーピー vs 色鉛筆 vs クレヨン

塗りやすさ・発色の良さ・握りやすさなど、使いやすさの観点で考えた場合、

低年齢層でも使用しやすいのはクレヨン、次いでクーピー、最も扱いが難しいと考えられるのは色鉛筆です。

対して、最も繊細な表現をしやすいのは色鉛筆、次いでクーピー、クレヨンは大雑把にがっつりとお絵かきを楽しむ場合におすすめです。

まさに商品の特徴通り、クーピーはクレヨンと色鉛筆の中間的な役割をしてくれるので、

「クレヨンは卒業したけど、色鉛筆はまだ早いかな?」

と迷ってしまう方にはクーピーがおすすめです!

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クーピーと類似品のパスティックの違いは?

クーピーとパスティックは用途や形状が似ており、同じものとして認識されている方も多いかもしれませんが、

クーピーは”サクラクレパス”、パスティックは”ぺんてる”が販売する異なる商品です。

「色鉛筆とクレヨンの中間的な性質を持つ」という位置付けは同じで、使い心地に関しても大差は無いという口コミが多いです。

価格的にもほぼ同じです。

違いを挙げるとするならば以下の2点です。


●ラインナップの違い
ラインナップは、パスティックよりもクーピーの方が豊富です。

パスティック
・配色数の異なるセットのみ
(12、15、18、30色)

クーピー
・配色数の異なるセット
(12、15、18、24、30、60色)

・手が汚れないセット

・さんかくクーピーペンシル
(太くて持ちやすい)

・小学生専用セット
(基本の12色に加え、授業で役立つ自然色3色(黄土色、赤紫、灰緑)をプラスしたセット)

クーピーには、その他多数の商品があります。


●色の記載の有無
パスティックには持ち手の部分に色名の記載がありますが、クーピーにはありません。

実際の色と色名がすぐに一致するのはパスティックだと言えます。

色覚特性がある息子のために購入。
学校ではみんなクーピーを使っていますがクーピーには色名が書いてありません。パステックは色名が書かれていてクーピーとほぼ同じ使い心地。しかも使っていても色名が消えたりしない!これで赤と緑を取り間違えたりせずに安心して色塗りができます。

amazon.co.jp


▼クーピーペンシル


▼パスティック


■最後に
以上、クーピー、色鉛筆、クレヨンの違いをご紹介しました。

画材選びの参考になれば幸いです!

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